睡眠薬を飲むと翌朝の目覚めが悪くなってしまうのはなぜ?

睡眠薬を飲んだ翌朝は予定通りに起床できなかったことや頭がぼーっとするなど、目覚めが悪いという経験をされたということはないでしょうか?

このような経験があると睡眠薬が悪い、怖いといった印象を抱くかもしれないですが、服用している睡眠薬や量があっていない可能性があります。

このページではこういった症状が起こってしまう原因や対処法を紹介します。

睡眠薬の種類や量に問題はない?

風邪などで病院に行くと咳や熱、鼻水、喉の痛みなど症状に合わせて、薬が処方されますよね?

出ていない症状の薬は処方されませんし、処方されたとしても症状が出ていなければ服用しなくても良いと説明されます。

 

それは不眠症や睡眠薬であっても同じです。

それぞれの症状にあった睡眠薬を服用する必要があります。

 

そのため、まずは自分の症状を把握することから始まります。

不眠症の症状は基本的に以下の4つに分けられます。

入眠障害…ベッドに入っても眠るまでに30~60分以上かかってしまう

熟眠障害…眠りが浅く夜中に何度も目がさめてしまう

早朝覚醒…予定より2時間ほど早く起床してしまう

熟眠障害…十分な睡眠時間を取っているのにスッキリ感がない、疲れが取れていない

もし、入眠障害の方が熟眠障害に有効な睡眠薬を服用してしまうと効果は朝方などに現れるため、予定通りに起床できなかったり、頭がぼーっとすることが起こります。自分の症状にあった睡眠薬を服用していればこれらの症状は減っていくはずです。

 自分の不眠タイプとは合っていない睡眠薬を服用すると、不眠症を改善するどころから更に悪化させてしまうおそれがあるということを憶えておきましょう。

服用量は適切か?

睡眠薬を服用しても思ったように眠れない際に睡眠薬の服用量を自己判断で増やしてしまう方がいます。

処方箋で指定されている以上の量を服用した場合も翌朝に睡眠薬の影響が残ることがあります。

 

思うように眠れないのは辛いことですが、睡眠薬の量を増やしたい際などは必ず担当の医師へ相談するようにしてください。

これは増やす場合だけでなく睡眠薬の量を減らしたい際も同様です。

睡眠薬に必要以上に頼らないことも大切

現在、処方されている睡眠薬に強い依存性などはありませんが、飲み続けていると「睡眠薬がないと眠れない」と思い込んでしまい不眠症の慢性化が進んでしまいます。

 

不眠が続くことで日常生活に大きな悪影響が出る場合は睡眠薬による治療は必要ですが、自然に眠れる頻度を増やせるよう、自身の睡眠習慣を変える方法を1つ紹介します。

まずは眠くなるまでは寝床に入らないことです。

特に入眠障害にお悩みの方は「早く寝ないと…!」という思いが強い分、その緊張感からますます眠れなくなってしまいます。

寝床に入っても眠れないという経験が重なると「ココは眠る場所ではない」と認識してしまいます。

 

そのため、510分ほど経っても眠れない場合は諦めて眠くなるまでは寝床以外で別のことをして、眠くなったら戻ることを繰り返しましょう。

「もう今夜は徹夜でもいい!」くらい開き直ると意外と早く眠たくなります。

この経験を重ねることで「ココは眠る場所なんだ」と体に憶えさせることでスムーズに眠れるようになります。

 

睡眠薬は不眠症を改善する上で非常に重要なものですが、自分の不眠タイプにあっていない睡眠薬の服用や決められた以上の量を服用してしまうと却って症状を悪化させてしまうこともあると憶えておきましょう。

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